こんにちは、ホームページリニューアルと作成の有限会社イーコム 風間でございます。
十日町市、上越市、長岡市でホームページリニューアル・作成をお考えの企業様、商店様に向けて書かせていただきます。
ホームページのリニューアルや作成で、制作業者を選定するときに何が大切かを書いていきたいと思います。
- いきなり制作業者を検索して探さない
- なぜ頼まないといけないかを整理する
- 社内でできることを準備する
1.いきなり制作業者を検索して探さない
なんとなく、リニューアル(作成)が必要だから制作業者を検索してしまうと
沢山ありすぎて、料金で比較を始めたり、見た目がキレイなホームページ制作業者を
選んだりと「軸」がないまま探し始めて失敗の原因になりブレブレになります。
2.なぜ頼まないといけないかを整理する
リニューアル(作成)が必要な理由はなんでしょうか?
- 作成してから5年以上経っていて時代に合わなくなっているから
- ホームページとブログが連動できるように作られていないから
- 事業規模や形態が変わって、構成を変える必要があるから
- 現状のホームページでは、集客に結びつかないから
- モバイル対応になっていないから
- アクセス数が少ないから
- ページの追加・変更・修正が自社でできず制作業者に頼まないといけないので時間と費用がかかるから
- SNS(フェイスブック、ツイッター等)と連携ができていないから
3.社内(自社)でできることを準備する
実は、全部丸投げで制作業者にお願いすることもできますが、社内で事前に考えておいたほうが依頼したときにスムーズにいく内容もあります。
制作業者も丸投げされると、手間暇も増えますので料金に反映され割高になっていきます。
各ページの構成の見直しやホームページ全体の配置(サイトマップ)などは、エクセル等を使って見直すことができます。
まずは、社内でリニューアル検討チームを作って、不要なページ、見直すページ、新しく追加するページなどを整理していくと良いです。
どんな対象に来場してもらいたいかを整理する必要があります。
目的と手段(戦略と戦術)を明確にすると視界がクリアになります。
- フェイスブックページを作りたい(手段・戦術)
- ホームページをリニューアルしたい(手段・戦術)
- モバイル対応にしたい(手段・戦術)
- アクセス数を増やしたい(手段・戦術)
と言った感じで、実際の目立った作業は(手段・戦術)が多いと思います。
しかし大事なのは目的(戦略)ですが、見過ごされて突き進むケースを良く見かけます。
「仏作って魂入れず」といったことが無いようにしたいですね。
目的地を決めずに、ドライブに行っても楽しめないのと同じです。
そして、目的(戦略)は、制作業者が考えられない領域(提案は可能)ですので、しっかりと考えていただく必要があります。
何に困っているのかを洗い出す
例)
- デザインが古くなっているから
- 必要な情報を探し出すのが簡単にできず迷路のようになっているから
- まったく検索結果の上位に出ないから
- 社内でページの追加・変更・修正ができないから
- 以前、頼んだ制作業者の対応が悪いので頼みにくいから
などなど、困っている理由を明確にしていきます。
どんな結果を得たいのか整理する
- 時代にあったホームページデザイン、レイアウトに変えたい
- ホームページを訪れた人も迷わずにわかりやすく目的の情報にたどり着けるようにしたい
- 検索エンジン対策(SEO)をしっかりして検索結果の上位に表示させアクセス数を増やしたい
- CMS(Word press等)を導入して、社内でページの追加・変更・修正をできるようにしたい
- 対応の悪い制作業者を変えて気持ちよく頼める制作業者にお願いしたい
制作業者に依頼しないといけない内容を整理する
- HTML、CSSなど技術的なホームページデザインに関する部分
- 来場対象者を明確化した上でのSEO対策施策
- CMS(Word press等)等の導入支援、構築・設計
- コンテンツマーケティングで、自社ブランドの強化
- 写真撮影、独自のイラスト作成
- SNS(フェイスブックページ、ツイッター)等の連携・管理運営支援
- 運営開始後のハッカー対策のセキュリティ支援
内容の整理が進むことでようやく制作業者の選定もしやすくなっていくかと思います。
ホームページ制作業者も各社それぞれ得意分野も違います。
見た目がセンスよく作れる会社、アクセス数アップが得意な会社、プログラムが得意な会社、印刷メディアと連携が得意な会社、コンサルティングが得意な会社等など目的にあった業者を選ぶことが重要です。
どこでも、制作を依頼すれば対応はしてくれますが、マッチングに失敗すると予算オーバーしたり時間がかかったり、とんでもないミスが発生する可能性もあります。
目的と手段(戦略と戦術)を明確にしてみてはいかがでしょうか。
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