今回は、検索エンジン対策(SEO)はどうしたらいいの?です。
こんにちは、ホームページリニューアル・作成の有限会社イーコムの風間でございます。
十日町市、上越市、長岡市でホームページリニューアル・作成をお考えの企業様、商店様に向けて書かせていただきます。
目次
- 最初にやらないといけないこと
- どういう形でホームページを公開する?
- ホームページ作成のための知識・技術を身につけるには?
- 検索エンジン対策(SEO)はどうしたらいいの?(←今回の記事)
- SNSとの連携は?
- ブログは何を書いたら良い?
- まとめ
まず検索エンジンとはいったい何なのかについて振り返っていきたいと思います。
ウィキペディアによりますと
————————引用開始————————————
検索エンジン(けんさくエンジン、英語: search engine)は、狭義にはインターネットに存在する情報(ウェブページ、ウェブサイト、画像ファイル、ネットニュースなど)を検索する機能およびそのプログラム。インターネットの普及初期には、検索としての機能のみを提供していたウェブサイトそのものを検索エンジンと呼んだが、現在では様々なサービスが加わったポータルサイト化が進んだため、検索をサービスの一つとして提供するウェブサイトを単に検索サイトと呼ぶことはなくなっている。広義には、インターネットに限定せず情報を検索するシステム全般を含む。
狭義の検索エンジンは、ロボット型検索エンジン、ディレクトリ型検索エンジン、メタ検索エンジンなどに分類される。広義の検索エンジンとしては、ある特定のウェブサイト内に登録されているテキスト情報の全文検索機能を備えたソフトウェア(全文検索システム)等がある。
検索エンジンは、検索窓と呼ばれるボックスにキーワードを入力して検索をかけるもので、全文検索が可能なものと不可能なものとがある。検索サイトを一般に「検索エンジン」と呼ぶことはあるが、厳密には検索サイト自体は検索エンジンでない。
————————引用終わり————————————
1995年にYahoo!Japanが登場しました。最初はディレクトリ型検索エンジンで始まりましたが、1997年からロボット型検索エンジンのgooを採用していきました。
1998年からGoogleが登場し、2000年にYahoo!のロボット型検索エンジンに採用されたことによって、急速に人気を集めてインタネットで検索することを「ググる」という言葉も生まれました。
検索エンジンの市場シェアは、2010年の記録を見ますと、Googleが98%とほぼ独占状態となっています。
日本では、2015年の記録でYahoo!Japanが1位、Googleが2位となっています。
しかし、Yhaoo!Japanのロボット型検索エンジンは、Googleを利用しているので、Googleの検索エンジンアルゴリズム(理論・計算方法)を注視する必要があります。
それでは、まずGoogleという会社は、どんな理念で行動しているか見ていきたいと思います。
Googleの理念
- ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
- 1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
- 遅いより速いほうがいい。
- ウェブ上の民主主義は機能します。
- 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
- 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
- 世の中にはまだまだ情報があふれている。
- 情報のニーズはすべての国境を越える。
- スーツがなくても真剣に仕事はできる。
- 「すばらしい」では足りない。
この10個の理念で、Googleは実際に検索エンジンなどに取り入れて実践しています。
Googleの検索エンジンアルゴリズムは公開されていませんが、この理念にそってホームページ(Webサイト)を構築すれば、検索エンジンの評価もアップしていきます。
10個の理念から検索エンジンのアルゴリズムに関係が強そうなものを見ていきたいと思います。
ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
Googleは検索するユーザーを第一に考えています。
検索するユーザーが希望する情報がすぐに見つかるように最善を尽くすことを考えています。
つまり、検索エンジン対策をする際に重要なものを検索をするユーザーが、誰なのかを明確にして検索キーワードを考えないとGoogleから評価されないということです。
インターネットの検索エンジン対策の過去の歴史には、行き過ぎた検索エンジン対策をして上位表示を狙ってGoogleの理念を阻害する輩も沢山存在しました。
必要としている情報がなかなか上位に出なくて、見たくもない情報が検索上位にはばかるなんて時期があったこともありました。(現在では、なくなってきています)
必要な情報を探している検索ユーザーが欲しい情報をすぐに見つかるように、そして有益な情報を用意していることが検索エンジン対策となります。
1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
他のWEBサイトになくて、ここにしかないという独自性や専門性の高い情報がGoogleから評価されていきます。
Googleは、似たような文章を見つけて重複していないかコンテンツ(内容)のチェックもしているようです。
情報を系統立てて、閲覧者が読みやすくわかりやすい内容の作成を心がけると良いと思います。
遅いより速いほうがいい。
インターネットの回線速度も年々向上しています。20年前はダイアルアップ接続だったので、ページの表示も気長に待てていました。
現在では、光通信ですので、3秒以上は待てなくなっています。
つまり、3秒以上ページの表示に時間がかかる場合、WEBサイト来場者はWEBブラウザの戻るボタンを押して、離脱して次の検索結果へ行ってしまいます。
なるべく、待たせずに速やかに情報を表示させることが重要です。
ウェブ上の民主主義は機能します。
優秀なWEBサイトは、評価されリンクされるという考え方をしています。
リンクされるとうことは、投票されていて人気があると評価します。
このリンクについても、過去の歴史で自作自演のリンク、お金を払ってリンクする等の手法が、
まかり通った時期もありましたが現在では、評価されなくなってきました。
ずるい手はやめましょうね!ということですね。
情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
ここ数年で、WEBサイトの閲覧の主流はパソコンからスマートフォンへ完全に変わってしまいました。
まだ、パソコンサイズのレイアウトしかWebサイト(ホームページ)を用意していない企業も多いかと思います。
そろそろ、スマートフォンにも対応したWebサイト(ホームページ)へリニューアルすることをお勧めいたします。
悪事を働かなくてもお金は稼げる。
何度も出てきましたが、お金を払って卑怯なやり方で、検索結果を上位に持ってくる行為は、Googleは認めませんよということです。
ただ、愚直に検索ユーザーが求める情報を常に考えながら、良質なコンテンツ作りを目指していきましょう。
世の中にはまだまだ情報があふれている。
Googleは、常にユーザーが求めているものは何かを考えています。
過去に登場した使い古された情報より、今までにない真新しい情報も評価していくと思います。
情報のニーズはすべての国境を越える。
インターネットは、国や地域などの垣根を超えて情報を発信できるようになったわけですが、
Webサイトにも日本語以外の言語の内容も用意しておくことで
まったく新しい新規開拓ルートが現れるかもしれません。
「すばらしい」では足りない。
Googleは、現状に満足せずに常にベストを尽くし無限の可能性に邁進する姿勢だと思いますが、
検索エンジン対策の視点からも、書いた記事は定期的に見直したり、PDCAのサイクルを回してWebサイトのリニューアルを図るなど、
常に変わり続ける姿勢を持っていかないといけないのかなと思います。
以上が、Googleの理念から検索エンジンに影響があると思われる内容をまとめてみました。
Webサイト(ホームページ)の受注をいただくときに、「時々カッコイイ(おしゃれ)なホームページを作ってよ!」と言われてイメージ重視で依頼される時がありますが、
このGoogleの理念に照らし合わせると、見た目とか色彩感覚はあまり問われないということがわかるかと思います。
もちろん見やすいほうがいいのですが、中身が伴わないものはいかがなものかと思います。
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